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最強のマインドマップツール「XMind」を使って集客のコンセプトを作る方法

    
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最強のマインドマップツール「XMind」を使って集客のコンセプトを作る方...

ウェブ集客でさまざまなアイデアを出してまとめていくとき、あなたはどんなツールを使っていますか?

例えば、スキルの棚卸し、やること・やらない事を決めるとき、コンセプトを作るとき、バックエンド商品を作るときです。

EXCELを使う人もいれば、Wordを使う人もいますが、ぼくは断然XMindをオススメします!!!

XMindは、マインドマップがカンタンに作成できるツールで、さまざまなテンプレートが用意されています。

この記事では、XMindの使い方と、XMindを使ったコンセプトの作り方をお伝えしていきます。

こんな人にオススメです
  • なかなかアイデアが出てこない人
  • アイデアがまとめられない人
  • ウェブ集客のアイデア創出方法を知りたい人

 

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XMindとは

XMindは、マインドマップをメチャクチャ簡単に作成する事ができるアプリケーションです。

ぼくは、以前freemindというマインドマップツールを使っていましたが、XMindに乗り換えました(^^)

ちなみに、無料版と有料版の2つがあり、ウェブ集客のコンセプト作りは無料版で十分です。

 

あ、それとWindows版だけではなく、Mac版、iPhone版もあります。

XMindの無料ダウンロード画面

 

App Store

 

 

まだ、使ったことがない人はこの機会にXMindを使ってみて下さい(^^)

 

※以降の画面説明は、Windows版です。

 

XMindの使い方

では、早速、使い方を紹介していきます。

 

新しいマインドマップを作るまで

XMindを起動すると、以下の画面が表示されます。

 

この画面でマインドマップを作っても良いのですが、XMindには色々なテンプレートが用意されています。

そこで、目的に合ったテンプレートを選ぶ為に、『ファイル』⇒『新規』をクリックします。

 

テンプレートの中から使いたいテンプレートを選びます

均衡マップ(時計回り)を選んでみた

 

次に、テーマ(色や装飾などがテーマ毎に設定されている)を選んで、『作成』をクリックします。

 

これでマインドマップを作り始めることができます。

では、続いてXMindを使ったマインドマップの作り方を紹介していきます。

 

マインドマップの作り方

まず、中央に表示された「中心トピック」をダブルクリックして、マインドマップの目的を入力します

 

 

トピックの文字の変更は、以下の2つの方法で可能です。

  • トピックをダブルクリックする
  • トピックを選んだ状態で、「F2」キーを押下する

 

主トピックを追加する

中央トピックを選択した状態で、「Enterキー」もしくは「Tabキー」を押下すると主トピックを追加することができます。

 

主トピックを選んだ状態で、「Enterキー」を押下しても「主トピック」を追加することができます。

 

サブトピックを追加する

主トピックを選択した状態で、「Tabキー」を押下すると「サブトピック」を追加することができます。

 

ここまでできれば、準備OK(^^)

では、早速、集客のアイデアを出して、形にしていきましょう。

 

同じ階層にトピックを作る場合はEnterキー、下の階層にトピックを作る場合はTabキーと覚えておけば大丈夫です!!

 

XMindを使ったコンセプトの作り方

集客には結果のでる方法があります。

詳しくは、『Web集客とは?ゴールから逆算したお客さんを迷わせない集客導線の作り方』で解説をしています。

ここで、どうやって集客していくのかを手短にお話しすると、

  1. 3秒でお客さんの心を魅了するコンセプトを作る
  2. コンセプトを実現する商品サービスを作る
  3. 見込み客を集める
  4. 見込み客に価値を提供する
  5. 見込み客に販売する

という手順で行えば良いのです。

そして、この手順の中で最も重要なのが「3秒でお客さんの心を魅了するコンセプト作り」です。

では、早速XMindを使ってコンセプトを作って行きましょう。

 

コンセプトを作る基本テンプレート

まずは、何もないところから「コンセプトを作れ」と言われても難しいので、テンプレートを用意しました。

実は、マインドマップでアイデアを整理整頓して、ぶっとんだコンセプトを作る為にはこのテンプレートが重要になります。

XMindのぶっ飛んだコンセプトを作るテンプレート

※画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。

 

以降の解説は、ブログマーケッターJUNICHIさん主宰のBMS内で行っている「Web集客講座」に参加されている半沢まり子さんに提出頂いたワークシートを元に、XMindを使ったコンセプトの作り方を解説していきます。

 

XMindを使ったペルソナの設定方法

まず、ペルソナの設定項目を入力します。

1.「ペルソナ」を選択した状態で、「Tabキー」押下し「サブトピック」を追加します。

 

2.「サブトピック」を設定項目名に変更します。

 

3.「設定項目名(名前)」を選択、「Tabキー」を押下し「サブトピック」を追加します。

4.「サブトピック」を設定項目に合わせた内容に変更します。

 

5.「設定項目名(名前)」を選択、「Enterキー」を押下し、設定項目用のサブトピックを追加します。

 

以降、2~5を繰り返して、ペルソナを設定していきます。

ペルソナの設定は、次の項目を網羅しておくことをオススメします。

  1. 名前は?
  2. 性別は?
  3. 年齢は?
  4. 住んでいる場所は?
  5. 職業は?
  6. 家族構成は?
  7. 世帯年収は?
  8. 1か月間に自分が自由に使える金額
  9. 背伸びすれば使えるお金
  10. 大きな買い物の最終決定権者
  11. 買い物をするときの決め手
  12. お金に関する価値観
  13. 時間に関する価値観
  14. 影響を受ける人・メディア
  15. 情報の収集元
  16. どんな快楽を得たいのか
  17. どんな苦痛から逃れたいのか

 

出来上がると、こんな感じです。

 

 

見込み客(ペルソナ)の悩みを明らかする

ペルソナの設定ができれば、次はペルソナが抱えている悩みをどんどん探していきます。

1.「STEP1:見込み客の悩み」を選択、「Tabキー」を押下し「サブトピック」を追加します。

 

2.「サブトピック」に悩みを入力します。

 

3.「Enterキー」を押下し、「サブトピック」を追加します。

 

以降、2~3を繰り返して、見込み客の悩みを挙げていきます。

最低でも30個くらいは挙げられるように頑張って下さい

出来上がるとこんな感じです

 

 

一番上のピンク枠で囲っている部分は、ペルソナのところでは書いていない【背景】を書き出したものです。

【背景】が分かってくると、悩みもより一層書き出しやすくなります。

 

 

4.悩みの中からお金を払ってでも解決したい問題を1つ選び、右クリックして「優先度1」を設定します。

 

 

5.ペルソナの悩みを分かりやすくまとめる

30個もあった悩みの中から最も解決したい悩みを決めましたが、悩みを俯瞰して見やすくまとめておくと、頭の中も整理できます。

 

また、悩みのトピックに対して、「何故?」という質問をする事で、より深く悩みを探っていくことができます。

例えば、「スケジュール管理が自分でできる仕事がしたい」という悩みに対して、何故を問いかけると「子供の授業参観に行きたい」という答えが返ってきました。

このように深く深くペルソナの悩みを探ることで、ペルソナの真の悩みの原因がわかってくるようになります。

 

※以降、トピックの追加は同じなので、割愛します。

 

見込み客が手に入れたい未来を明らかにする

 

では、次です。

お金を払ってでも解決したい悩みを解消して、手に入れたい未来を書き出していきます。

この時、ポイントがあります。

例えば、「太っている」という悩みを解消して手に入れたい未来を「やせる」と書くのではなく、やせた結果の「異性にもてる」を書くようにします。

実は、この「異性にもてる」というベネフィットがきっちりと書けるようになると、お客さんの心に刺さるコンセプトが一段と威力を増していきます。

上記の悩み『経済的に完全に自立したい』という悩みを解消して手に入れる未来とは

  • 稼げるようになる

ではなく、

  • 子供と一緒にいられる時間が増える
  • 子供と一緒に毎年旅行に行くことができる
  • 他人に左右されず、自由に時間を使うことができる

という感じすると、より具体的な未来が見えてきます。

では、半沢さんの場合をみてみましょう。

 

お客さんが手に入れたい未来というより、半沢さん自身が手に入れてほしい未来になってますね(笑)

この内容がお客さんが手に入れたいと思える未来なら、問題はないと思います。

 

お客さんの悩みを解消するあなたのノウハウは何?

さて、ここまでで「どんな人」の「どんな悩み」を解決して「どんな未来」を手に入れてもらうかが明確になりました。

では、次にお客さんの悩みを解決して未来を手に入れてもらう為の、あなたのノウハウを書き出していきます

ノウハウを書き出すときに大事なのは、具体的に書くということです。

例えば、「ウェブから集客できるようになる」というノウハウは、

  • コンセプトを決める
  • 商品を作る
  • 見込み客を集める
  • 見込み客に価値を提供する
  • 見込み客に販売する

のように「ウェブ集客ができるようになる」ノウハウを分解して具体的に書きだしていくわけです。

ノウハウを持っているあなたにとっては当たり前かもしれませんが、悩みを抱えているお客さんにとってはどんな方法なのかはめっちゃ気になるものです。

そして、その方法が自分でもできそうなら、やってみたいと思うのです。

その点を踏まえて、ノウハウを書き出したのがこちらです。

 

 

あ・・・・・、具体的なノウハウになっていませんでした。

「離婚前後の女性のお金と心の専門家となれるように養成する」はノウハウと言えなくもないですが、「離婚前後の女性のお金と心の専門家」が経済的な問題と仕事のやりがいを満足させることができるかは、未知数です。

ただ、「手に入れたい未来」の項目で、半沢さん自身が稼げることを証明していくと書いているので、「離婚前後の女性のお金と心の専門家」がお客さんにとって魅力的かどうかは半沢さん次第ということになります。

 

仮に、ぼくがノウハウ部分を書くとすれば、こんな感じです。

  • お客さんの心をいやせるコーチングスキルを身に着ける
  • お金の専門家としての専門性がアピールできるFPの資格をとる
  • 独立してもお客さんに困らないマーケティングができるようになる
  • あなたの辛い経験をお客さんの笑顔に変える

他にも『離婚前後の女性のお金と心の専門家』になるための具体的な方法を追加します。

そして、最終的なコンセプトに落とし込むときにこのスキルの中からお客さんにとって魅力のあるノウハウを使っていきます

 

お客さんにとって分かりやすい独自性

あなたのお客さんが抱えている悩みを解消できる方法を、あなた以外の専門家も提供しています。

そして、お客さんは自分自身が抱えている悩みを解消する方法を、日々探しています。

ということは、お客さんは自分自身の抱えている問題について、ある程度解決策を調べているわけです。

そんなお客さんがあなたのことを知ったとき、

「他の人と同じじゃん」

と思われると、一気に選ばれにくくなってしまいます。

選ばれるとしても、「価格」など比較しやすい条件で比べられて選ばれてしまいます。

しかし、お客さんから

「あ、この人、違う!!」

「あれ?他の人と言ってることが違う!!!」

と思われれば、ぐっと選ばれやすくなります。

ということで、シッカリとお客さんに分かりやすい独自性を書き出していきます。

 

 

『離婚前後の女性のお金と心の専門家』というポジション自体が少ないということなので、独自性はあると思われます。

しかし、他の人が『離婚前後の女性のお金と心の専門家』というポジションをとりはじめると、選ばれにくくなってしまいます。

つまり、『離婚前後の女性のお金と心の専門家』の他にも独自性が必要になるのです。

その独自性とは、『あなた自身の実績・経歴』です。

今までに経験したさまざまな実績や経歴も合わせて書き出しておくことで、一見あなたにとっては価値のない実績と思うものが、お客さんにとっては魅力的な実績が見つかることがあります

独自性は、20個くらい書き出してみましょう!!

 

お客さんが思わず欲しくなるネーミング

「名は体を表す」という位、ネーミングはとても重要です。

たかがネーミングと思わずに、しっかりと考えましょう。

ポイントは、お客さんの印象に残り、興味を持ってもらえる名前にすることです。

できれば、10個くらいは考えておきたいところです。

 

 

でも、なかなか10個ものネーミングを作るのは難しいモノです。

そこで、オススメの作り方を3つ紹介します。

  • モデリング
  • 組み合わせる
  • 頭文字を並べる

 

モデリングとは、つまり真似っこです。

同業他社を真似っこするとすぐに「あの人の真似っこしている」と思われるので、違う業種・業態に目を向けます。

 

次に、組み合わせとは、2つ以上の言葉を組み合わせることです。

「コンサルタント」だけでは、いったい何のコンサルタントか分かりません。

そこで「営業」と「コンサルタント」を組み合わせて、「営業コンサルタント」にすると何のコンサルタントかわかるようになります。

しかし、それだけだとお客さんの印象に残り興味は持ってもらえないので、プラスアルファで言葉を組み合わせていく必要があるわけです。

 

最後に、頭文字を並べるとは、商品に関係する単語の頭文字を並べることです。

日本語、英語問わず商品に関係する単語を書き出して、頭文字をよさげな感じで並べてみると、意外と良い名前が出来るモノです。

マーケティングを勉強していると良く目にする、「PASONAの法則」「AIDAの法則」「AIDMAの法則」などは、頭文字で作られた名前です。

 

コンセプトにまとめる

最後に、今まで挙げてきたペルソナ、悩み、未来、ノウハウ、独自性、ネーミングを使ってコンセプトに落とし込んでいきます。

 

しかし、上記のコンセプトでは、3秒でお客さんの心を魅了するとは言いづらいですね・・・。

ということで、コンセプトにまとめるとき、次のテンプレートに言葉を当てはめて書くと上手くいきます。

 

 

もう少し練ってみると、もっともっと良いのができそうです。

 

XMindを使ったコンセプト作りのまとめ

マインドマップという言葉は知っていても、日頃使っている人は意外と少ないようです。

ぼくもマインドマップを使うより、メモ帳やEXCELにメモをしながら打ち合わせを記録する事も多かったです。

しかし、最近はXMindのお陰で、かなりマインドマップに馴染んできたと思います。

特に、トピックをドラッグ&ドロップで簡単に移動することができるので、場所の変更は思いのままです。

メモ帳はEXCELでは、切って貼るという作業をする時に、操作ミスで消したり別の場所に貼ったりすることもありましたが、XMindならそんな心配はありません。

 

マインドマップは難しい・・・

もしかすると、苦手意識を持っている人がいるかもしれませんが、決して難しいモノではありません。

メモ帳の代わりにメモを取るだけでも、とても便利なのです。

是非、今回の記事を参考にXMindを使ってコンセプトを作ってみて下さい。

 

おしまい

 

もっともっとマインドマップについて知りたい人は、コチラの本がオススメです。

 

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