あなたのポジショニングを一言で言いあらわすネーミングの作り方
『名は体を表す!』とは良く言ったモノで、名前はその物や人の性質や実体をよく表すものです。
例えば、ぼくの名前「健太」は健康で太くという親の思惑通り、健康で太くなりました(^^)
太いのは自分でなったんでしょ!!
かつみ
もちろん、ビジネスにおいても名前はとても大事です。
例えば、小林製薬の「トイレその後に」なんて、トイレでようを足した後の匂いをナントカするための商品って直ぐに分かります。
他にも、小林製薬には「トイレ洗浄中」、「ポット洗浄中」、「チン!してふくだけ」など商品名を見ただけでどんな商品なのかが分かるようなモノがたくさんあります。
そこで今日は、あなたのビジネスを一言で言いあらわすネーミングの作り方を紹介します。
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【その1】ビジネスコンセプト、ターゲットにあったキーワードを集める
最も簡単な方法と言えば、キーワードの組み合わせです。
そこで、ぼくがこれまで使ってきた肩書き(ネーミング)を紹介します。
現在は、ウェブ集客先生という肩書き(ネーミング)にしています。
キーワードとしては「ウェブ」+「集客」+「先生」の組み合わせです。
一目で、ウェブ集客を教えてくれるって分かりますよね。
この前に使っていた肩書き(ネーミング)は、「IT軍師」です。
キーワードは「IT」+「軍師」の組み合わせです。
それより前はもう忘れてしまいましたが、IT戦略コンサルタントとかIT経営コンサルタント等を使っていました。
いずれも、複数のキーワードを組み合わせたネーミングです。
ネーミングを作るには、あなたのポジショニングに関係するキーワードを100個くらい出してみましょう
やまもと
キーワードがあまり出せないという場合は、類語辞典などを使うと良いでしょう。
また、マインドマップを使えばたくさんのキーワードを出していくことができるようになります。
キーワードを出すときは、名詞だではなく、動詞、形容詞なども出してみて下さいね
やまもと
【その2】キーワードを組み合わせる
その1で集めたキーワードを2つ、3つ組み合わせていきます。
もう、これはひたすら組み合わせてみるだけです。
組み合わせ方としては、次の様なモノがあります。
名詞+名詞 ⇒ IT + 軍師
形容詞 + 名詞 ⇒ やわらか(い) + セールス
動詞 + 名詞 ⇒ 走る + コンサルタント
あなたの肩書きとして相応しいキーワードをどんどんと組み合わせて下さいね。
最低10個くらいの組み合わせは考えましょう!!
やまもと
【その3】ビジネスコンセプト、ターゲットにあったネーミングに決定する
後は、組み合わせたキーワードの中から1つを選べば完了です。
ちなみに、ぼくが以前使っていた「IT軍師」ですが、次の様な感じで作りました。
ターゲット
- 中小企業の経営者
- 40代
- ITには詳しくない
- いつでもITについて相談できる人が欲しいと思っている
コンセプト
- 経営者の右腕
- 戦国時代の軍師(諸葛亮孔明、張良子房、黒田官兵衛)のようなサポート役
- ITを活用して経営課題を解決する
経営者は時代劇が好き!!
同年代の男子は、学生時代に信長の野望や三国志をプレイしていて、今でもゲーム好き!!
というイメージで、最終的に「軍師」にしたのでした。
やまもと
【番外編1】語呂合わせ
あなたは「アスクル」という会社をご存知でしょうか?
事務用品の通販会社ですが、「注文した翌日に来る」⇒「明日来る」ということから「アスクル」という名前になりました。
あなたがビジネスで使っている用語などを語呂合わせにして、ネーミングに活かすこともできるはずです。
【番外編2】頭文字
FBIなんて、まさに頭文字の代表みたいなモノです。
FBIとは、テレビドラマでもお馴染みアメリカ連邦捜査局のことで正式名称は、Federal Bureau of Investigationとなっています。
FBIと同様にアメリカドラマでお馴染みのCIAも頭文字ですね。
CIAはアメリカ中央情報局のことで、正式名称はCentral Intelligence Agencyです。
他にも、マーケティングを勉強すると良く見聞きするPASONAの法則、SWOT分析、LPなども頭文字から作られた言葉です。
頭文字のメリットは、長い文章や複数のキーワードを1つのキーワードにできることです。
竹下元総理の孫で女優北川景子と結婚したDAIGOのDAI語くらいの勢いで、頭文字にしてみてくださウッシュ!!
も~~、KKDッスヨ
やまもと
KKDってなんですか?
蘭子
肩書き、簡単に、できる
やまもと
・・・
蘭子
ネーミング作りのまとめ
ネーミングって本当に大切です。
ネーミング一つで、あなたの商品・サービスが売れたり、売れなかったりします。
特にウェブを使って集客をするなら、同業他社との違いを一瞬でつたないければなりません。
しかも、あなたのビジネスの内容も一緒に!
その為にも、労を惜しまずにキーワードを100個くらい出してから、組み合わせていって下さい。
たまに、一瞬で浮かんでくるという場合もありますが、ごくごく希でほとんどありません。
泥臭く、根気よくキーワードを出すことが最短の方法です。
そして、ネーミングに最も大事なのがポジショニングです。
「誰に」「何を」「どのように」が、しっかり決まっていれば後は本当にスムーズにいきます。
ということで、今日からぼくはDNDコンサルタントって名乗ることにします(ウソ)
おしまい