No fun, No business. 楽しくなければ、ビジネスじゃない。

経営者が知っておくべきマーケティングとセールスの違いとは

  
\ この記事を共有 /
経営者が知っておくべきマーケティングとセールスの違いとは

中小零細企業の経営者にとって「売上アップ」は常に頭の中にある経営課題の一つだ。

実際、ぼくが相談を受ける案件も、最終的には「売上アップ」に帰結していく。

つまり、どうすれば売上が上がるのか世の中の経営者は常に気にしている。

売上アップには大きく2つの手順が必要で、1つはマーケティング、そしてもう1つはセールスだ。

しかし、世の中にはマーケティングとセールスの違いがわかっていない経営者や、混同している経営者が散見される。

そこで、この記事では経営者が知っておくべきマーケティングとセールスの違いを紹介していく。

もし、マーケティングとセールスの違いがわからないという経営者は、是非、違いを知って売上アップに活かして欲しい。

 

この記事はこんな人にオススメ
  • 売上アップには興味があるがどうやったらわからない人
  • マーケティングとセールスの違いがわからない人
  • 色々な集客ツールがあるがどれを選んだらいいかわからない人

 

スポンサーリンク

マーケティングとセールスの違い

そもそもマーケティングとセールスの違いってご存知だろうか。

トップ営業で仕事を獲得してくる経営者の場合、マーケティングもセールスも同時に行っている。

一方、中小零細企業の場合、営業部が一手にマーケティングとセールスを引き受けているのだが、実際には「セールス」しか行っていない場合が多い。

では、マーケティングとセールスとは一体ナニが違うのだろうか?

 

マーケティングとは見込客を集めてくること

ズバリ、マーケティングとは「見込客」を集めてくることだ。

例えば、渋谷のスクランブル交差点には、毎日毎日たくさんの人が歩いています。

そこで誰かに声をかければ、一人くらいあなたの会社の商品に興味を持ってくれる人がいそうなもんだ。

ちなみに、渋谷のスクランブル交差点は、1回あたりの亜信号時の通過人数が多いときで3000人、1日あたり約50万人が通過しているらしい(ネットで拾ってきた情報で調査機関のデータではない)。

 

しかし、実際に渋谷のスクランブル交差点を歩いている人に「○○いりませんか?」と声をかけたところで、「○○が欲しかったんです!!」という人には、まず巡り会えない。

もし、巡り会えたとしても、あなたから買って貰える可能性は極めて少ない。

 

それより、「あなたの会社の商品を欲しい」という人だけを集めて、「要りませんか」と聞いた方が効率が良いのではないだろうか?

つまり、あなたの商品に興味のある人だけを集めることがマーケティングだ

大事なことなので、もう一度言っておく

あなたの商品に興味のある人だけを集めることがマーケティングだ

 

セールスは集めた見込客に商品の提案をすること

次にセールスだ。

セールスとは、集めた見込客に商品を「提案」することだ

既に、商品に興味を持っているため、「提案」すればかなりの確率で売れることになる。

 

しかし、世の中の経営者はセールスを「提案」ではなく「説得」だと思っている節がある。

よくいるタイプが「断れてからが営業だ」という経営者。

お客さんにしてみたら、迷惑以外の何ものでもない!!

ハッキリと言っておくが、そんなセールスではリピートしてもらえる可能性は皆無だ。

コレって要らないモノを買わせる「押し売り」ですから。

 

セールスとは、「要らない人を説得して買わせる(買ってもらう)」のではなく、「興味を持っている人に提案して選択してもらう」ことだ!

 

売上アップのための今すぐやるべき経営者の仕事とは

マーケティングとセールスの違いはわかって頂けただろうか?

大切な事なので、何度でも言っておく。

マーケティングとは、あなたの商品に興味のある人だけを集めること。

セールスとは、興味を持っている人に提案して選択してもらうこと。

 

さて、マーケティングとセールスの違いについてわかって頂いたなら、次は売上アップの為に経営者は何をするべきかという話だ。

売上アップの為に経営者がすべき事は、1つしかない!!

それは「仕組み化」だ。

 

仕組み化とは、商品に興味ある人を営業マンの前に自動的に連れてくることだ。

特に、あなたがトップ営業で仕事をバンバン獲得している経営者なら、今すぐこの仕組み化に取り組んで欲しい。

何故なら、あなたが明日不慮の事故でこの世を去ったら、あなたの会社は一気に立ちいかなくなるからだ。

 

仕組み化する為のオススメする3つのツール

では、どうやって見込客を営業マンの目の前に自動的に連れてくれば良いのだろうか?

ここでは、無料で使えて、しかも操作も難しくないツールで紹介しておく

 

Facebook

言わずと知れたソーシャルネットワーキングサービス。

取引先の人達とどんどん繋がっていくことで、取引先の人はあなたのことを友だちのように感じて貰える。

この友だちのように感じて貰えることが、Facebookを使う最大のメリットだ。

 

LINE@

LINEは、日本で最も使われているSNSツールです。

LINE株式会社 2017年12月期通期決算説明会資料より(https://scdn.line-apps.com/stf/linecorp/ja/ir/all/Q4_earningreleases_JP.pdf

 

もしかすると、あなたも家族や友だちとのメッセージのやり取りをしているかもしれない。

実は、Facebookの利用者は2,800万人とLINEに比べると半分以下なのだ。

 

そのLINEを企業用として使えるLINE@は、Facebookで繋がれない取引先担当者とも簡単に繋がることができる。

 

ペライチ

ペライチとは、1ページだけのウェブページを作れるサービスだ。

つまり、あなたが会社の商品ページを無料で作れるわけだ。

世の中には、Webサイト制作業者に制作を依頼している企業も多いが、Webサイトのデザインが売上に貢献することはほとんどない。

大事なのは、誰に、何を、どのように伝えるかだけだ!

しかも、業者に任せてしまうと、更新のたびに費用がかかってしまうこともある。

その点、ペライチは1ページだけで、しかもパソコンが苦手な人でも1時間もあればウェブページを作れるようになる。

 

仕組み化する為のオススメの手法

では、これらのツールを使ってどうやって見込客を集めていくかと言う話を最後にしておく。

集める方法は「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」だ。

ダイレクト・レスポンス・マーケティングとは、

  1. 商品が興味を持ちそうなものをプレゼントし、
  2. 個人情報を手に入れる
  3. 手に入れた個人情報に対して、情報を提供する

という手法だ。

 

現在、自動化の仕組みを作るには、これ以外の手法はあり得ない。

上記3つのツールを使うなら、次の様な流れが考えられる。

 

1.見込客とFacebookで友だちになる

2.Facebookを通じて、プレゼントする旨を告知する

3.ペライチでプレゼントの詳細を紹介する

4.LINE@に登録してもらう

5.LINE@を使って信頼関係を築いていく

6.セールスする

 

 

経営者が知っておくべきマーケティングとセールスの違いのまとめ

経営者は、マーケティングとセールスを分けて考えなければならない。

何故なら、売上アップのボトルネックが何処なのかが明確になるからだ。

そして、どんなヘタレな営業マンでも売れるような仕組みを作り上げることが、経営者の一番の仕事になる。

 

くどいようだが、大切な事なので最後にもう一度言っておこう。

マーケティングとは、あなたの商品に興味のある人だけを集めること。

セールスとは、興味を持っている人に提案して選択してもらうこと。

 

と言うことで、今日はこれで失礼する。

 

Copyright©マーケティング・ヒーロー ケンタ,2024All Rights Reserved.