クライアントが泣いて喜んだ?!Kintoneのアップデート
3連休の間、美味しい日本酒の飲める美味しい和食懐石のお店で、親しい友人とランチを堪能しました。季節の素材を活かしたお料理と、食事に合うオススメの日本酒。最高に素敵な時間でした。
さて、私のクライアントには「ホームページの作り方を教えて下さい」という方から「ホームページを作って下さい」という方、「EXCELでアプリの作り方を教え下さい」という方から「システムを作って下さい」という方。同じ系統でも結構が幅広くいます。
そして、今日はEXCELでアプリ制作の依頼に来て、Kintoneでシステム構築したクライアントのお話です。
Kintoneは日々進化していくクラウドサービスです。毎月、機能追加やバグ修正が繰り返されていきます。納品後もちょくちょく手をいれて、かなりバージョンアップしています。(顧問契約のクライアントの方には、納品後機能追加や機能修正を随時行っています。このサービスは結構お得ですWWW)
で、こちらのクライアントには販売管理システムを制作しました。その中で、2014年12月のアップデートでついにクライアントが泣いて喜ぶ機能がKintoneに追加されました。
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これが本当に欲しかった追加機能

その機能というのが、別アプリからの参照入力機能(ルックアップ)。

上記図で、取得ボタンを押すと商品が表示されるので、表示された商品を選ぶという機能。
この機能、実はとても使いにくい機能でした。
と言うのも、商品をどんどん追加していくと、新しい商品順で表示されるので、初めに商品を選ぶのがとても面倒くさいことになっていました。商品数もあまり増えず、売れる商品は初めに登録していた商品がほとんど。選ぶためには、ページを切り替える必要があって、入力に少し手間がかかっていました。
クライアントは、商品の登録の古い順で並べ替えられないかと、ずいぶん前から相談を受けていましたが、Kintoneの標準的な機能では出来ない・・・ということで、諦めていました。それが、遂にKintoneの標準機能で出来るようになったのでした。
本当に待ちましたよ。
このKintoneのバージョンアップ。
マジで。
Kintoneはノンプログラミングで使うのが大前提。
小難しいプログラミングをする事なく、短時間でアプリを作って、運用を開始出来ることが最大の売り。
APIを使って連携することも可能ですが、私の主旨ではないのです。
可能な限り、ノンプログラミング。
とことんまで、ノンプログラミング。
と言うことで、早速設定しました。
設定はわずか1分。

ソートの初期設定で、レコード番号で並び替えれば、ハイ終わり。
これだけです。
更に、うれしい機能が絞り込み初期設定。

商品ジャンルの様なモノで商品を絞り込む時に、役立ちます。何せ、この機能がないと、ぜ~~~~んぶの中から一つの商品を探すことになります。(あ、効率的な方法もありますが、人により面倒だと感じることもあるようです)
どちらの機能も、とっても喜ばれました。
私が作り込んでも良いのですが、そうすると後からKintoneが標準機能で実装したときに、完全にムダになります。なので、可能な限り、ノンプログラミングが基本です。
こんな本が出てました。KintoneのアプリってEXCELの表が作れれば、簡単に作れます。