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Web集客で見込み客を逃がさないミドルレンジ商品とは

    
寿司
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Web集客で見込み客を逃がさないミドルレンジ商品とは

ども、マンツーマンでできるまで!
本業が忙しくWebが苦手な起業家のWeb集客先生
山本です。

やまもと

Web集客では集めた見込み客に効率良く商品を販売することができます。
何故、効率良く商品を販売することができるのか・・・。それは、フロントエンド商品を販売したお客さんにバックエンド商品を販売するという導線を作るからです。
しかし、フロントエンド商品を販売したお客さんがバックエンド商品に申し込まないケースも考えられます。

例えば、コーチングを提供している起業家の場合で考えてみましょう。
フロントエンド商品で3000円の個人セッションを提供し、バックエンドで100,000円の3ヶ月コーチングプランを販売しているとします。
さて、フロントエンド商品を提供した後、バックエンド商品の提案をしたら・・・

価格が高いので、今回は辞めておきます

蘭子

という答が返ってくる・・・。こんな感じです。
折角、フロントエンド商品まですすんでくれたのに、価格面でバックエンド商品を諦めなくてはいけないというのは、お客さんにとってマイナス以外の何ものでもありません。
何せ、悩みから解放されないという選択する事になるわけですから・・・。

価格やサービス内容により、フロントエンド商品からバックエンド商品の申込みを行わない人は存在します。
では、そんな人達には一体何をすれば良いのでしょうか?
この記事では、バックエンド商品に申し込まなかった人を逃がさないミドルレンジ商品についてお話します。

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松竹梅は竹が一番売れる!見込み客を逃さないミドルレンジ商品とは


ミドルレンジ商品とは、フロントエンド商品とバックエンド商品の「間(あいだ)」に位置する商品のことです。
例えば、フロントエンド商品が低価格セッション、バックエンド商品が年間コンサルティングだった場合なら、ミドルレンジ商品は、3ヶ月コンサルティングとか半年間コンサルティングです。
つまり、バックエンド商品のサービス内容を若干間引いて、価格を抑えた商品のことです。
表にすると、こんな感じになります。

商品 問題解決度 価格
フロントエンド商品 30% 安価
ミドルレンジ商品 50%~80% お値打ち
バックエンド商品 80%以上 高価

ぼくの場合なら、フロントエンド商品が個別相談バックエンド商品がコンサルティングミドルレンジ商品がオンラインスクールになっています。
つまり、フロントエンド商品である程度の問題解決を行い、バックエンド商品の提案をします。その時、バックエンド商品が高い、今は必要ないというお客さんに、オンラインスクールでじっくり問題解決に取り組んでみませんかという提案をするわけです。

日本人は真ん中が好き!松竹梅は竹が売れる!!

松竹梅と言えば、日本酒・・・、じゃなくってお寿司や鰻重などの和食メニューでよく目にします。
例えば、次の3種類のにぎりのコースがあるとします。あなたはどれを選びますか?
松(特上にぎり):2800円
竹(上にぎり):1800円
梅(並にぎり):1000円

ぼくは、ほとんどの場合で「竹」を選びます(ちなみに、妻は「松」を選びますが・・・)。
実は、日本人の多くは中間の「竹」を選ぶ傾向が強いとされています。

世の中の商品ラインナップを見回してみると、3つのランクに分けているモノが数多く存在しています。
梅で人を集めて、松で価格が高いと思わせて、竹にお値打ち感を出す。
この手法は古くは江戸時代から使われている手法なのです。

Web集客で見込み客を逃さないミドルレンジ商品の例

寿司
では、あなたのミドルレンジ商品を作っていきましょう。
ミドルレンジ商品は、バックエンド商品とフロントエンド商品の間に位置する商品です。
前述したように、今すぐバックエンド商品を購入できない人に向けたお値打ち商品という位置づけです。

  • バックエンド商品を購入する予算はないけど、少し安いミドルレンジ商品なら購入できる。
  • バックエンド商品なら直ぐに解決できるけど、少し時間がかかってもミドルレンジ商品で問題を解決したい。
  • バックエンド商品なら手厚いサポート受けられるけど、少しサポートの手厚さを落としてでも安価に商品を購入したい。

こう言ったニーズの受け皿として、ミドルレンジ商品を作っていくのです。

ミドルレンジ商品の例 その1 バックエンド商品のサポート・契約期間を減らす

最もオーソドックスなミドルレンジ商品です。
例えば、バックエンド商品は1年契約なのに対して、ミドルレンジ商品は3ヶ月や半年などサポート期間を短くします。
本来、1年間で100%問題を解決できる商品を、3ヶ月や半年間で100%問題解決ができるように近づけていく事になります。
もしくは、1年後に100%問題解決出来るようになる方法を3ヶ月間、半年間で教えるという方法も考えられます。

ミドルレンジ商品の例 その2 バックエンド商品とは別の方法で問題を解決する

例えば、バックエンド商品がコンサルティングの場合、ミドルレンジ商品は「コンサルティング手法」について教えるスクールなどがオススメです。
バックエンド商品なら、あなたが直接指導して問題を解決していくわけですが、ミドルレンジ商品ではコンサルティングの内容をテキスト等に書き起こして配布し、自習してもらいます。
自力で問題解決することができるようになるのは、コンサルティングと同じですが、解決までの時間がコンサルティングよりかかります。
積極的にスキルを身につけたいというお客さんにとっては、コンサルティングよりメリットのあるプランになります。

ミドルレンジ商品の例 その3 フロントエンド商品のサポート内容・期間を増やす

フロントエンド商品を更に手厚くすることで、ミドルレンジ商品にすることも可能です。
例えば、フロントエンド商品は1回2時間の個別相談、それに半年間のメールサポートを付けてミドルレンジ商品にします。
フロントエンド商品である程度問題を解決したけど、その後は自分でやってみたい。でも、サポートは欲しいというニーズは結構あります。
一度、自分でやってみないと気が済まない人が多いので、フロントエンド商品にプラスサポートでミドルレンジ商品にするのはオススメです。

Web集客する起業家にお勧めするミドルレンジ商品は『オンラインスクール』

学校
Web集客のミドルレンジ商品でオススメしたいのが「オンラインスクール」です。
例えば、コンサルタントならコンサルティング手法をオンラインスクールのコンテンツにします。
YOGAインストラクターなら、YOGAのポーズをコンテンツにします。
占い師なら、占いの方法がコンテンツです。
つまり、起業家の持っている「ノウハウを教える場所」を提供します。

ミドルレンジ商品にオンラインスクールがお勧めの理由

でも、何でオンラインスクールがミドルレンジ商品としてお勧めなのか??
答えはいたってシンプルです。
それは、お客さんの悩み・問題をお客さん自身で解決できるようになるからです。

フロントエンド商品で30%の悩み・問題を解決した後、バックエンド商品で一気に100%の悩み・問題を解決する前に、自分自身の手で何とか悩み・問題を解決したいというニーズには、このオンラインスクールがばっちりなのです!!

Web集客で見込み客を逃さないオンラインスクールに必要なモノ

オンラインスクールは、あなたの持っているノウハウやスキルを体系的に提供し、お客さんに自習してもらうモノです。
ということで、ノウハウを体系化したテキストが必要になります。
そして、そのテキストを公開する場所も必要です。
自習して不明なところがあったら質疑応答できるようにする必要もあります。
そこで、オンラインスクールでは、次のものを用意します。

  1. ノウハウを提供する特設ブログ
  2. 質疑応答やお客さんのフォローをするオンラインコミュニティー

特設ブログでは、ステップバイステップで問題が解決できるようにブログの記事を用意します。
特設ブログは、ユーザー名とパスワードを使ってログインできるものです。
そして、特設ブログで不明な点があった場合や、オンラインスクール参加者同士でコミュニケーションが取れるようにオンラインコミュニティーも用意します。
少人数なら、ChatworkやサイボウズLIVEといったツールも使うことができますが、今ならFacebookの秘密グループが人気です。

これらの特設ブログとコミュニティーを駆使して、お客さんが自分自身で悩み・問題を解決できるようにしていきます。
価格もコンサルティングが数十万するなら、オンラインスクールは月額で数千~数万くらいです。そして、フロントエンドが数千~数万です。
ぼくの場合は次のような感じにしています。

商品ラインナップ 商品名 価格
フロントエンド商品 個別相談 50,000円⇒毎月5名限定価格10,000円
ミドルレンジ商品 オンラインスクール 月額10,000円
バックエンド商品 コンサルティング スタートアッププラン 240,000円/3ヶ月
ビジネスプラン 450,000/3ヶ月

コンサルティングで得られるノウハウを特設サイトで、そして困ったらすぐにコミュニティー内で質疑応答、誰にも知られたくなかったらマンツーマンで解決できるというかなりお値打ちなスクールになってます(ちょっと宣伝)

Web集客で見込み客を逃さないミドルレンジ商品のまとめ

コンセプト
Web集客をする上で、商品ラインナップはとても重要です。
売上という観点からだけではなく、お客さんの問題を解決するという観点からもです。
しかし、そもそもフロントエンド商品が良くない、バックエンド商品も良くない、そんな状況ではいくらミドルレンジ商品を作っても売れるわけはありません。
フロントエンド商品で価値を見いだし、バックエンド商品が欲しいけど「お金がない」「今じゃなくて良い」というお客さんに提案するのがミドルレンジ商品です。
つまり、しっかりしたフロントエンド商品、バックエンド商品があってこそのミドルレンジ商品なのです。

松竹梅のラインナップが良いと聞いたら、兎に角、松竹梅のラインナップを作るのではなく、しっかりとお客さんが問題を解決できる方法としてミドルレンジ商品が提案出来るように意識をして、作って下さいね(^^)

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