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差別化コンセプト作りに欠かせない9つのポイント

    
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差別化コンセプト作りに欠かせない9つのポイント

Web集客の最初の一歩で最も重要な一歩は、「コンセプト作り」です。

つまり、Web集客が上手く行くのも行かないのも、コンセプトのでき次第と言うことです。

もし、あなたのWeb集客が上手く行っていないなら、まずはコンセプトを疑ってみるのが解決までの近道です。

では、何故、コンセプトが重要なのか?

それは、読者(見込客)に興味を持ってもらわないと話がはじまらないからです。

コンセプトとは、読者(見込客)が見た瞬間に「あ、これ私のための商品サービス」と思ってしまうものです。

もし、見た瞬間に「あ、これ私のための商品サービス」と思ってもらえなかったら、コンセプトのできが悪いと言うことです。

と言うことで、この記事では「3秒でお客さんの心を鷲づかみにする差別化コンセプト」を作る上で重要な9つのポイントを紹介していきます。

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3秒でお客さんの心を鷲づかみにする差別化コンセプトとは

魅力的な差別化コンセプトとは、前述したとおり、「3秒でお客さんの心を鷲づかみにする」ものです。

3秒と言ったら、本当に見た瞬間です。

その一瞬に

  • 「あ、これは私のための商品だ!!」
  • 「あ、これめっちゃ気になる!!!」

って思ってもらう為のコンセプトを作るためには、闇雲に作っていても上手くはできません。

何もない状態から作るなんて無理ゲーです。

そこで、テンプレートに当てはめて作ります。

テンプレートといっても難しいものではありません。

4つのパートにそれっぽいフレーズを入れていくだけです。

では、4つのパートを確認していきます。

パート 説明
悩み 読者(見込客)の悩み
ノウハウ・独自性 あなたの商品サービスのノウハウや独自性
未来 読者(見込客)が悩みを解決して手に入れる未来
ネーミング 商品サービスの名前

これだと良くわからないと思うので、上記のテンプレートに当てはめた例をご覧下さい。

(悩み)どんなことをしても痩せられなかった40代の専業主婦でも

(ノウハウ・独自性)1日5分の簡単な運動をするだけで

(未来)リバウンドしないマイナス9cmのくびれを手に入れる

(ネーミング)世界一簡単なダイエットプログラム

さぁ~、どうでしょうか?

あなたの心を鷲づかみにすることは、できたでしょうか(笑)

魅力的な差別化コンセプトを作る9つのポイント

さて、4つのパートに文字を入れるだけでそれなりのコンセプトができるということはわかって頂けたと思います。

しかし、はじめっから上手にできる人はそう多くはいません。

そこで、魅力的な差別化コンセプトを作るための9つのポイントを紹介します。

ポイント1.読者目線

まず、この「読者目線」は必須です。

もう読者目線がないコンセプトは、ゴミです。

では、読者目線とは一体どういうものなのか?

例えば、デジカメで考えてみます。


なんと、光学30倍のズームです!!!

って説明されても、だから?ってなりませんか。

まずこれを聞いて、光学30倍ズームは、遠くのものを綺麗に撮すことができると理解できる人はそうそういません。

そこで、こんな風に言い換えてみるとどうでしょうか?


遠くからでも、お孫さんの走っている姿を大きく綺麗に撮ることができます!!

はい。

これなら、どんな写真が撮れるのかわかりやすいですよね。

これのような表現は、ジャパネットたかたの前社長・高田明氏がとても上手でした。

是非、あなたも読者(見込客)がわかりやすい表現か確認して下さい。

ポイント2.読者の言葉

あなたは読者(見込客)の抱えている問題を解決する事ができる専門家です。

つまり、読者(見込客)より、その道に精通していると言うことです。

実は、専門家であるが故に、やってしまいがちは失敗があります。

それが、専門用語を使うこと。

例えば、「肩関節周囲炎」って何だかわかりますか?

実は、五十肩ことです。

もし、コンセプトの中に「肩関節周囲炎」とあっても、一体何のことかわかりませんよね。

だから、キチンと読者(見込客)が一般的に使っている言葉に言い換える必要があるわけです。

ポイント3.ひらがな・カタカナ・漢字をバランス良く

文字のバランスは、コンセプト全体を通しても重要なポイントです。

ブログなどでも言えるのですが、ひらがな、カタカナ、漢字は適度に混ざっていないと読みにくくなります。

各パート毎に、ひらがな・カタカナ・漢字のバランスを意識して作って下さい。

ポイント4.同じ言葉を繰り返さない

コンセプトはそれほど長い文章にはなりません。

上記でご覧頂いたコンセプトも長文ではありませんよね。

どんなことをしても痩せられなかった40代の専業主婦でも

1日5分の簡単な運動をするだけで

リバウンドしないマイナス9cmのくびれを手に入れる

世界一簡単なダイエットプログラム

このくらいの短めの文章に同じ言葉が繰り返し入っていると、リズムが悪くなってしまいます。

例えば、

どんなダイエットをしても痩せられなかった40代の専業主婦でも

1日5分の簡単な運動をするだけで

リバウンドしないダイエットが実現できる

世界一簡単なダイエットプログラム

このように「ダイエット」ばかり繰り返し登場すると、読者(見込客)はどう感じるでしょうか?


やたらとダイエットばかり言って、結局どうなるのよ?!

位は思うハズです。

つまり、同じ言葉を使いたくなったら、わかりやすい他の表現に変えるべきなのです。

それに、同じ言葉の羅列は文章そのものを分かりにくくしてしまいますので、注意してください。

ポイント5.造語を作る

一言で分かりやすく商品名を伝えるネーミングを考えるとき、造語はとても重要です。

特に目新しさを惹く造語はインパクトがあります。

造語とは、既存の言葉と言葉を組み合わせて、新しい言葉にするもので、古今東西よく利用されています。

TV番組、CM、マンガ、映画、雑誌など様々なメディアで造語は使われています。

また、ブログなども造語は多数使われています。

是非、気に入った造語はストックして、あなたのネーミングの参考にしてみてください。

ここでいくつか造語を紹介しておきます。

ゴリラ + クジラ = ゴジラ

ごはん + パン = GOPAN

メール + 友達 = メル友

他にもたくさんあるので、意識しておくといいでしょう。

ポイント6.情景が浮かぶ

コンセプトを一目見た時、悩みや未来に情景が浮かぶような表現になっているか確認してください。

悩んでいる様子が、悩みパートから伝わる。

喜んでいる様子が、未来パートから伝わる。

そんな文章が最高です。

この時、悩みと未来のコントラスト(ギャップ)が大きいほうがインパクトが大きくなります

どん底から天国へ!!

これくらいのコントラストを情景が浮かぶように表現できると、間違いなく読者(見込客)は興味を持ってくれます。

ポイント7.視点を変える

視点って、読者(見込客)目線だけではありません。

例えば、最近太りだしたことが気になっているママの場合を考えます。

「ワンサイズ小さい服を着られるようになる」という視点はママの視点ですが、「友達のママより綺麗」というのは子供の視点です。

実は、人間は自分の為より人の為の方が頑張れるのです。

つまり、子供に「友達のママより綺麗」って言わせたいと思ってダイエットを頑張った方が、自分で「ワンサイズ小さな服を着られるようになる」為に頑張るより、ダイエットの成功確率は高くなります。

なので、コンセプトを使ってより感情に訴えかけたいときは、読者(見込客)の視点ではなく、読者(見込客)の大事な人の視点にして考えてみてください。

ポイント8.置き換える

世の中にはたくさんの優れたコンセプトが存在します。

FacebookやGoogle検索を利用していると様々な商品サービスの広告を目にすると思います。

何故、Facebookにお金を払ってまで広告を出すのか・・・。

それは、売れるからです。

つまり、お金を払ってでもしっかりと利益がでるという確信があるので、広告を出しているわけです(そうじゃない広告もありますが・・・)

ということは、広告として表示されているバナーやバナーの先のLPは、ある程度コンバージョンするものができ上っています。

ということで、そのバナーやLPをストックしておき、自分のコンセプトづくりの参考にしてしまうのです。

この時のポイントですが、完全な同業者・ライバルではなく、他業種のバナーやLPを自分の商品サービスに置き換えてみることです。

ポイント9.集める

兎に角、気に入ったコンセプト、バナー、LPは日常的に集めまくってください。

ゼロからコンセプトを生み出すのは時間がかかります。

しかし、すでにあるものをオマージュして作るのはそれほど時間がかかりません。

これ重要です。

何故なら、どんなに時間をかけて考えてもダメなものはダメ。

それなら、どんどん作って試していった方が良いのです。

ぼくは、気になったバナーやLPはEverNote(エバーノート)に保存していっています。

あなただけのカンニングペーパーを用意して、どんどんコンセプトが作れるようにしてください。

3秒でお客さんの心を鷲づかみにするには

3秒でお客さんの心を鷲づかみにするには、見た瞬間に「あ、これ私のこと!」って思ってもらう必要があります。

兎に角、興味を持ってもらう、気を引くことが大事なのです。

その為のコンセプトです。

この記事では、読者(見込客)の心に刺さる魅力的なコンセプトを作るためのポイントを9つ紹介しました。

もし、あなたが上手にコンセプトが作れないと悩んでいるなら、一つづづポイントを確認しながら、今のコンセプトを見直してください。

特に、読者目線と読者の言葉に注目して見直すといいと思います。

あなたにはあなたにしか作れない最高の魅力的なコンセプトがあります。

是非、魅力的なコンセプトを作って、お客さんの心を鷲づかみにしてください!!

(おしまい)

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