あなたが検索ユーザーのニーズがわからないたった一つの理由
ブログを書く時、検索ユーザーの悩みに対する答えを書くということを多くのブロガーが実践しています。
考えれば当然です。
あなたが何か調べたいと思った時、Googleの検索窓にキーワードを入力するのは、調べたいことに対する答えが知りたいからですよね。
だから、検索結果に表示されたページを上から順番に読んでいくわけです。
そして、訪れたページ書かれていた内容が「あれ?」という内容なら、そっとページを閉じ、別のページを開く・・・、納得のいく答えが見つかるまで。
つまり、あなたがGoogleで検索するときには明確な意図があって検索しています。
だから、ブログには検索ユーザーの欲しがっている答えを書かないとダメなわけです。
『そうは言っても、検索ユーザーが欲しがっている答えをなかなか書けない』って悩んでいる、この記事を読んでいるあなた!!!
今日は、検索ユーザーが悩んでいる答えの正しい書き方をお伝えします(^^)
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検索ユーザーのニーズが知りたければ想像力を磨け
そもそも、毎日検索しているたくさんの検索ユーザーが求めている唯一無二の答えなんで存在しません。
例えば、「SEO対策」で検索している検索ユーザーの求めている答えって一体なんでしょうか?
考えるだけ無駄です(^^;
だって、ブログを始めたばかりの初心者が「SEO対策」と検索する場合と、ブログを1年ほど書いている人が「SEO対策」と検索する場合では、求めている物は全く違います。
だから、ブロガーさんやコンサルタントさんは「ペルソナ」を明確にしなさい!と聲高に言っているわけです。
では、ペルソナを明確にしたとして、本当に検索ユーザーがあなたの書く答を求めているのか・・・。
正直、そんなものはわかりません。
だから、想像して書くのです!!
つまり、検索ユーザーが求めている答え=記事を書くためには、
- 検索ユーザーがどういう人なのか
- どんな悩みを抱えているのか
- どんな答えを求めているのか
を想像する、想像力が必要なのです。
実は、この想像力ですが、ブログのみならずビジネスをする上でも兎に角重要です。
特に、顧客目線、読者目線は想像力なくしてはあり得ません。
ブログやビジネスにおいてありがちな間違いというか、上手くいかない理由のほとんどは想像力の欠如によるものだと言い切れます!!
ブログ、ビジネスにも役立つ想像力を鍛えるには小説を読むべし
さて、想像力を鍛えたいと思ったらやることは一つです。
それは、小説を読むこと!
小説であれば、基本どんなジャンルでもOKです。
ビジネス本や自己啓発本を読んでも、残念なことに想像力は鍛えられません。
何故、小説が想像力を鍛えるために良いのか?
それは、文字を読んで頭の中で風景や光景を想像するからです。
例えば、
艦隊は白銀の箭の群れとなって暗黒の虚空を慣性飛行していたが、ティアマト星系外縁部に到達した宙点で前進をやめ、前方に展開する敵軍に対応して布陣した。イゼルローン要塞より6・2光年の距離であった。
田中芳樹著『銀河英雄伝説外伝1 星を砕く者』より
は、どんな風景だと思いますか?
少し想像してみて下さい。
SFなので、想像できないという人もいるかもしれません。
その一方で、何となく想像できる人もいるのではないでしょうか?
では、コチラはどうでしょうか?
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
川端康成著『雪国』より
とても有名な小説の一小節です。
ドラマや映画にもなっているので、自然と情景が頭の中に浮かんだ人もいると思います。
小説は基本文字情報のみです。
つまり、文字だけで風景、情景、表情、感情などドラマやマンガなら見ればわかる情報を伝えるため、想像力なくしては、楽しく読むことはできません。
コレがいいんです!!!
昨今、「マンガで読む○○」等がもてはやされていますが、
- お客さんがどんな人なのか
- お客さんはどんな悩みを抱えているのか
- お客さんはどうなりたいと思っているのか
などをキチンと想像できるようになるためには、絶対に小説です。
マンガは、小説に比べると情報量がすさまじく増えているので、想像力を掻き立てるには向いてはいません。
想像力と仮説と検証と
では、想像力を鍛えれば、ブログに検索ユーザーの求めている答えを書けるようになるのかと言えば、まだまだ足りません。
それは、想像と現実には必ずギャップがあるからです。
つまり、想像して仮説を立てて検証しながら、検索ユーザーの答えに近づけていくのです。
ぼくはコレまでいろいろな方にブログのアドバイスをさせて頂きました。
その中で、「検索ユーザーへの答えを書く」というポイントをしっかりと実践できている人はそんなに多くはいませんでした。
言い換えれば、検索ユーザーへの答を書く事ができるようになれば、検索上位に表示されることは難しくは無いということです。
もし、あなたが検索ユーザーの求めている答えが一体何なのかわからないなら、まずは想像力を鍛えるための読書を数冊してみるといいと思います。
おしまい