他人が書いた記事とカブるから書けない時に読む記事
ブログの記事を書こうと思って調べてみたら、自分では到底書けそうにないすっごい記事を発見。この記事に対抗しても、検索で勝てそうにない・・・。そう思って、記事を書くのを諦めたことはありませんか?ぼくはあります。最近、10キロ以上のダイエットに成功したとぬか喜びをしていた山本(@heronokenta)です。
ブログの記事を書くとき、次のような順番で書いていくのが王道です。
- キーワードを決める
- 検索結果のリサーチ
- 文書構成
- 文書作成
この2つ目にある「検索結果のリサーチ」をしたら、メッチャ濃い記事が幾つも見つかって、自分が書く必要がない、書いても検索上位に表示されそうにないと思って諦めた経験は、あなたにもあるはず。
たまに、ブログを書いているパートナーさんから、「既に他人の書いた濃い記事があるので自分が書く必要がないのではないか」という相談を受けたりします。
この記事では、既に完成度の高い濃い記事があった場合、ブログの記事をどう書いたらいいのかをシェアします。
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迷わず書けよ!あなたが書くから価値がある!!
結論は、どんなに凄い記事があったとしても、あなたの書く記事を読む人がいる限り、書くべし!と言うことです。「え〜、でも検索されないし〜」とか「内容が薄いし〜」とか思っちゃったあなた、それでもいいんです。
それでは、何故、迷わず書いたら良いのかを解説していきます。
迷わず書くべき理由1:唯一無二になれるから
少し前の資料ですが、検索結果1位から10位までのクリック率を計測したデータをご覧ください。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 21.12% |
2位 | 10.65% |
3位 | 7.57% |
4位 | 4.66% |
5位 | 3.42% |
6位 | 2.56% |
7位 | 2.69% |
8位 | 1.74% |
9位 | 1.74% |
10位 | 1.64% |
出典:https://imninjas.com/additional-resources/google-ctr-white-paper.htm
検索結果で上位表示を取ることは、それなりにアクセス数を集めるコトはできます。しかし、10位に表示されている記事も1%以上の人が読んでくれています。実は、ここが重要なんです。
確かに、検索結果の上位に表示された順番にクリックして読まれているのですが、検索ユーザが納得しなかった場合は、納得できる答えが見つかるまでページを表示し続けます。
そして、検索ユーザがなかなか納得できなかった答えの中に、あなたの書いた納得できる記事を見つける。つまり、その瞬間からあなたは検索ユーザにとっては唯一無二の存在になるのです。
迷わず書くべき理由2:専門性を高める
既に他人が書いていたとしても、あなたがブログに記事を書く事で、あなた”も”知っている事が読者には伝わりますよね。これが重要。
「他の専門家は知っているのにあなたが知らない」と誤解されしまっては、モッタイナイ。それに、専門性のある記事を書き続けることはGoogleの検索エンジンにも評価されます(但し、アルゴリズムの変更によって変動する可能性はありますが・・・)。
専門分野の記事が少ないより多いブログの方がGoogleからも検索ユーザからも信頼されるので、他人が書いたブログと被っても書き続けていきましょう。
迷わず書くべき理由3:予想外の複合キーワードで上位表示
Googleのアルゴリズムは、Googleのみ知る。その他の人は、どんなアルゴリズムか知ることはできません。だから、予想外のことが起こるのです。その最たるものが、予想外の複合キーワードで上位表示です。
あるキーワードで上位表示をさせようと思って書いた記事が、狙ったキーワードではなく、狙ったキーワード+複合キーワードで表示されることが良くあります。
例えば、「SWOT分析」で上位表示を狙った『【必見】 これが正しいSWOT分析のやり方だ!初めてSWOT分析をする人が読む記事』という記事は、「SWOT分析 書き方」で上位表示されています。
このようなことが、あなたの書いた記事でもおこる可能性が十分にあります。だから、書く!迷わず書く!!です。
他人が書いた記事とカブる場合の対応方法
そもそもこの世の中にあるノウハウは、既に誰か体系化・文書化されています(新発明とか新発見は除外)。なので、カブらない事はないのです。つまり、カブっていても安心して記事を書いて下さい。ただ、検索結果の上位に表示されるか、表示されないかだけの事です。
・・・。
でも、折角、ブログに記事を書くなら上位表示させたいですよね。そんな時には、複合キーワードで積極的に上位表示を狙って行きます。
複合キーワードとは、メインとなるキーワードと組み合わせて検索しているキーワードです。例えば、「ダイエット」がメインとなるキーワードとすれば、複合キーワードは「簡単」「直ぐに」「らくらく」とか、ダイエットと一緒に検索されそうなキーワードになります。
この複合キーワードは、『関連キーワード取得ツール(仮名・β版)』というサイトで調べることができます。見つけた複合キーワードを使ってメインのキーワードの関連情報を検索する人の目に留まるような記事を書いていきましょう。
「ブログって毎日更新しないといけない」と思われがちですが、毎日更新しなくても検索ユーザの検索ニーズにしっかりと応えている記事なら安定的に上位表示されます。
『【必見】 これが正しいSWOT分析のやり方だ!初めてSWOT分析をする人が読む記事』という記事は、投稿後暫くして1ページ目に表示されるようになり安定的に上位表示されています。その間、このブログは全く更新していない期間も結構ありますし、SWOT分析とは関係ない記事も山ほど書いています。
それでも、安定的にアクセスを集めるコトが出来ている事を考えれば、検索ユーザの検索意図を如何に読み取れるかが求められていると思います。
既に検索上位に似たような記事がたくさんある中、「バランススコアカード」というキーワードで上位表示を狙って書いた『バランス・スコアカード(BSC)とは?4つの視点で戦略を組み立てる戦略マップの書き方』は1ヶ月ほどで1ページ目に表示されるようになりました。
この結果も、既に同じような記事があるから書かずにおこうと思って書かなかったら得られませんでした。
このように、書く事で未来が拓ける事も良くあるので、迷った場合は「書く」を実践していって下さい。