効率的なネット集客を目指すならPPC広告で見込み客を狙い撃て!
どうも、Web集客先生KENTAです。
Web集客先生
最近、コミPo!を使ったコンテンツを連続で投稿しています。カンタン、楽しい、分かりやすいと評判がいいので、今後もどんどんコミPo!でコンテンツを作っていきます。
現在は、準備中の「Business Model をWebで実現する仕組みを作る白熱BMW実践教室」用のサービス紹介ページをコミPo!で作っています。コミPo!のコンテンツってどんなものか気になる方は、こちらの『絵が下手でも漫画は作れる。カツヨはこうして魂が吹き込まれるwww』からご覧ください。
さて、あなたは効率的な集客&収益化をしたいとき、一体どんな方法を使いますか?10秒ほど考えて、読み進めて下さい。
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
ぼくがオススメする方法は、ランディングページとPPC広告です。今日は、ランディングページとPPC広告で効率的に集客する方法をシェアしていきます。
スポンサーリンク
ネット集客にはランディングページとPPC広告が最強の組み合わせの理由を語る前に
ランディングページとPPC広告最強説を語る前に、現在の広告費用について整理しておきましょう。
インターネット広告費がテレビメディアを抜く日も近い
さて、あなたは日本で今使われている広告費がどれ位あるかご存じでしょうか?
電通によると、次の様になっています。
総広告費(億円) | 61,710 | |
マスコミ4媒体 | 28,699 | |
新聞 | 5,679 | |
雑誌 | 2,443 | |
ラジオ | 1,254 | |
テレビメディア | 19,323 | |
インターネット広告費 | 11,594 | |
プロモーションメディア広告費 | 21,417 |
インターネット広告費は、1兆円を超えています。今更ですが、とっくの昔に新聞、雑誌、ラジオを追い抜いています。
近い将来、テレビメディアを抜く日もそんなに遠くはないでしょう。
では、次のグラフを見て下さい。

出典 http://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2015/media.html
このグラフは、媒体別広告費の伸び率をあらわしています。インターネット広告費の伸び率は、プロモーションメディア広告費をはじめとする各媒体の伸び率をぶっちぎっています。
つまり、今後もどんどんとインターネット広告にお金が使われていくということです。因みに、プロモーションメディアとは、野外広告、折り込みチラシ、DM等販売促進に使われるメディアの総称です。
そして、気になるインターネット広告費の内訳は、こちら。
さて、何故、インターネット広告費の話をしたかと言うと、インターネット広告費の内、制作費を除いたもの以外の広告費がいわゆるPPC広告だからです。
今や、ネットの広告と言えばPPC広告と行っても過言ではありません。これほどまでに広告費が使われる理由はただ一つ。効果が高いからに他なりません。しかも、インターネットという特性上、テレビメディアや雑誌、新聞では分かりづらかった費用対効果も完全に補足する事ができます。
まさに、広告主が求めてものです(^^)。
PPC広告とリスティング広告には違いがあった
説明が遅くなりましたが、PPC広告とはPay Per Clickの略です。広告がクリックされるごとに課金されるタイプの広告の事です。1クリック100円とか、200円とか設定しておきます。
そして、PPC広告と同じようにリスティング広告という言葉も存在しています。
ザックリ言うと同じようなものですが、違いがあります。
リスティング広告というのは、検索連動型です。ご存知、Googleで検索したときに表示される「広告」のマークがついたヤツです。

しかし、ブログ運営者が大好きなGoogle AdSenseはリスティング広告ではありません。何故なら、Google AdSenseは検索結果に連動はしていないからです。

Google AdSenseはコンテンツの内容や、検索者の過去の検索の嗜好を分析して最適な広告を表示します。
どちらもインターネット広告です。しかも、どちらもクリックすると課金されるPPC広告なのです。
つまり、PPC広告 > リスティング広告 ということです。
では、そろそろ今日の本題に入っていきます。
ネット集客にはランディングページとPPC広告の組み合わせが最強
前述したように、PPC広告は検索エンジンの結果に連動して表示されるリスティング広告や、広告が設置されているブログの内容に関連した広告を表示する広告など色々ありますが、これから話をするPPC広告は基本的にリスティング広告の事です。
検索ユーザーのキーワードを狙い撃つPPC広告
さて、あるユーザ、ココでは「なるべく短時間でダイエットをして、クリスマスまでには恋人を作りたい30代のOL」が検索するという前提で話を進めていきます。
名前を冬子としましょう。冬子は標準的な体重ですが、周りに痩せた友達が多くいるため相対的に自分は太っていると思い込んでいます。悲しいことに、友達はみんな結婚してしまい、独身は冬子だけ。今年こそは、素敵なクリスマスを一緒に過ごせる恋人が欲しいと思っています。
そんな冬子が、痩せたいって思ってGoogleの検索窓に「ダイエット」と入力して検索をしました。
するとどうでしょう。検索結果の1ページのはじめの方に「リスティング広告」が表示されます。そして、その下に広告ではないページが並んでいきます。
冬子は、広告マークの付いているリンクをクリックしました。(ここで広告主は始めて課金されるのがPPC広告のメリットです)
ダイエットという情報を求めていた冬子には、広告が付いていようが、広告が付いていなかろうが関係はありませんね。目的はダイエットをして恋人と一緒に素敵なクリスマスを過ごすことです。
いちいち、広告かどうかは気にしません(中には広告を見るのがイヤっていう人もいますが・・・)
さて、気がつきました?リスティング広告が検索結果より上位に表示されていることを。SEOをどんなん頑張ってみたところで、キーワードがPPC広告と被ってしまうとPPC広告の方が上に表示されるんです。
つまり、それだけ目に付きやすいって事です。
どんなにSEOを頑張っても検索結果の上位に上がらないなら、PPC広告を使って、冬子が欲している情報、つまりダイエットというキーワードで表示させてしまえばいいんです。
それだけで流入が増えることになります。
思わず買いたくなるランディングページで、そのまま購入へ
「ダイエット」というキーワードで検索をして、PPC広告をクリックし、到達するページ。
それがランディングページです。
検索結果と違い、PPC広告ではクリック後のページを指定することが出来ます。
ランディングページとは、商品販売に特化した1枚で構成した縦長のページです。
PASONAの法則やAIDAの法則などをベースに、読んだお客さんが思わず商品を買ってしまうような仕掛けが満載です。
「ダイエット」というキーワードでやって来た冬子が欲しい情報。
それは、次の様な情報です。
- どれ位の期間で
- どれくらい痩せるのか
- 楽なのか苦しいのか、
- 価格は高いのか安いのか
- 他のお客さんはどうだったのか
- 痩せなかったら場合の保証はあるか
- 商品は安全なのか
他にも色々とありますが、ランディングページには冬子が知りたい情報を先回りして、全てに回答をしています。
実は、ランディングページのモットも重要なポイントがココです。
買うお客さんの目線で、欲しい情報を網羅することです。
その上で、買いたくなる様な表現方法で冬子の気持ちを盛り上げていきます。
ランディングページを見た冬子は、喜んでダイエット商品を購入します。
PPC広告とランディングページでリストを集める
実は、多くの通販会社はPPC広告とランディングページだけで商品を販売しています。
ショッピングサイトも用意していますが、こちらはリピート客用のサイトです。
PPC広告からショッピングサイトへ誘導しても、商品は売れていきません。
サービスを提供しているならば、PPC広告からサービスメニューに誘導してもダメです。
誘導先は必ずランディングページです。
通販の場合、商品販売までの導線は次の様になります。
PPC広告→ランディングページ→無料モニター(メールアドレス収集)→定期購入
サービスの場合の導線は次の通りです。
PPC広告→メルマガ登録(メールアドレス収集)→商品販売
どちらも、PPC広告からランディングページへ誘導し、最初のアクションを促します。
この最初のアクションで、メールアドレスを収集します。
集めたメールアドレスに対して、継続的なアプローチ(メルマガ)を行い、商品を販売するからです。
この1メールアドレスを取得する為にかかるコストは、約1000円です。
つまり、PPC広告1000円で1メールアドレスを取得することが可能です。
しかし、最近ではこの1000円が徐々に高くなっている傾向があります。
PPC広告はどれ位の予算で出せばいいのか
コンバージョン率と引き上げ率
コンバージョンとは、ランディングページを読んだ人が最初のアクション(無料モニター申込)を起こすことを言います。
そして、コンバージョン率は、ランディングページを読んだ人が最初のアクション(無料モニター申込)をする確率です。
ランディングページの良し悪しは、このコンバージョン率で計測します。
次に引き上げ率です。
引き上げ率を説明するには、フロントエンドとバックエンドを知らなくてはなりません。
フロントエンドとは、お客さんを集める為の商品。バックエンドとは、あなたが本当に売りたい商品です。
通販の場合、フロントエンドが無料モニター、バックエンドがダイエット商品です。
引き上げ率とは、フロントエンドからバックエンドへ移行するお客さんの確率です。
コンバージョン率と引き上げ率で計算してみると
では、次の数式を見て下さい。
PPC広告クリック数 × コンバージョン率 × 引き上げ率
この数式は、クリックあたりどれだけバックエンド商品が売れるかを表しています。
PPC広告クリック数を100、コンバージョン率を30%、引き上げ率を80%とすると
100 × 30% × 80% = 24
つまり、PPC広告を100回クリックされると、バックエンド商品が24個売れます。
1メールアドレスあたりの単価が1000円なので、
30000円で24個バックエンド商品が売れます。
つまり、1つのバックエンド商品を販売する為のコストは、1250円になります。
後は、月の売上目標・利益目標がいくらかによって予算を決めればいいのです。
配送費や固定費などの他にもかかる費用はありますが、ココでは無視しておきます。
バックエンド商品の単価が10,000円とすれば、1つあたりの利益は8,750円です。
月間利益目標が500,000円なら、バックエンド商品を58個販売すればOKです。
その為に必要なメールアドレス数は72.5。
1メールアドレスあたり、獲得コストは1000円なので、72500円となります。
つまり、PPC広告に72500円使うと、580,000円の売上が立ち、利益が500,750円となるわけです。
PPC広告とランディングページで本当に計算通りになるの?
上記の例は、あくまでも数字遊びです。
実際には、コンバージョン率や引き上げ率を上げるための改善を繰り返し行って行きます。
コンバージョン率を計測するにはGoogle Analytics、引き上げ率を計測するにはEXCELによる集計が便利です。
コンバージョン率、引き上げ率を上げるには、徹底した顧客目線が必要です。
PPC広告を出さなくなれば売上はなくなる
PPC広告を出し続けていれば延々と商品は売れ続けることになります。
この自動化の仕組みができあがれば、安定した収益に繋がります。
しかし、PPC広告に依存しているため、同業他社がふんだんに予算を使って、自社のPPC広告が表示されなくなるといきなり売上がなくなってしまいます。
PPC広告は入札制なので、1クリックあたりの単価はあなたで決められますが、同業他社があなたより高い広告金額を設定しているとあなたの広告は表示回数が減ります。
対抗して設定金額を上げていくと、利益を減らす事になります。
「ダイエット」の様なビックキーワードだと競争も激しく、広告費も高くなりがちです。
PPC広告は、諸刃の剣なのです。
最後に、まとめ
PPC広告とランディングページの組み合わせは短期的には収益を上げやすい組み合わせです。しかし、継続したアクセスを集める為に、広告を出し続ける必要があります。
一方で、SEOは広告費とは関係ありません。良質な記事を書いてブログにアクセスを集めるコトが出来ます。
そこで、先ずPPC広告でアクセスを集め商品を一気に販売しながら、SEOで検索流入を増やしていくことが中長期的には必要になります。
短期的に一気に収益を上げたいなら、PPC広告とランディングページで一気に売上を作りことが可能です。
あなたも短期的に一気に売上を作りたいなら、試してみる価値はあります。
習うより慣れろ!
まだやったことのない人は、一度試してみるのもいいと思います。
では、おしまい