ITが苦手なあなたにぴったりのクラウドサービスの見つけ方
やーーーっと、確定申告が終わりました。今年は、freeeを使って帳簿をつけて、確定申告書類を作成しました。申告はもちろん、e-TAX。自宅にいながら全部完了です。本当にありがたいです。
そう言えば、たまたまクライアントと確定申告の話をした時に、全部自分でやると話したら褒められました(*^_^*) 帳簿は、簿記を少し勉強すれば直ぐに付けられるようになります。私に出来ているので、あなたにも出来ます。で、私が簿記を勉強した時、こんな言葉を教えてもらいました。
『現金は、右手で払って、左手でもらう』
仕訳に迷ったら、思い出して下さいね。
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迷うだけ無駄
数あるクラウドサービスの中から一番いいものを使いたいって、思いませんか?
使いやすくて〜、安くて〜、自分のやりたいことが何でもできる〜、そんなクラウドサービスを使いたいと思いませんか?
安心してください。
そんなものありません( ̄^ ̄)ゞ
数あるクラウドサービスをすべて知り尽くしている人はいません。顧客管理のクラウドサービスだけでも、
セールスフォース
SkyDesk
Synergy
ZOHO
sansan
kintone
等々、まぁー探せばまだまだたくさんあります。
この中から自分に最適なクラウドサービスって何か調べるのは時間の無駄です。パソコンに詳しい友達や家族に聞いても、“これだ!!!”というものは出てこないでしょう。業者に相談すると、業者が自社で扱っているクラウドサービスをオススメしてくれます。ま、当然です。
私にご相談頂いたら、セールスフォースかkintoneをオススメしています。理由は、私がこれまで使ってきたからです。出来ること、出来ないことがわかっているからです。クライアントの要望に、どうすれば応えられるかわかっているからです。それだけです。
しかも、これらのクラウドサービスは、私が面白そうだと思って使っていたから、他の人にもオススメできるだけで、知らないクラウドサービスはオススメの対象にはなりません。
要は、誰に相談するかで、クラウドサービスは決まると言っても過言ではないということです。
ツール選びより、目的の明確化
顧客管理がしたいと思って、いきなりクラウドサービスを探しても、時間の無駄、ムダ、むだ、muda。
大切なことは、「何故、顧客管理が必要か?」「顧客管理をして何をしたいのか?」「顧客管理を業績アップにどう貢献させるのか?」です。ココを忘れて、道具探しをしても意味がないのは、賢明なあなたは既に気がついていると思います。
目的を達成するために必要な機能
クラウドサービスを見ると、色々をアイデアが浮かんでくるのは、クラウドサービスがあなたの潜在ニーズを見える化しているからです。なので、たくさんのクラウドサービスを見ると、アイデアはたくさん浮かんでくるんですが、「このクラウドサービスを使えば、あれが出来る」「でも、このクラウドサービスはコレが出来ない」と迷い始めるわけです。
クラウドサービス(アプリケーション・ツール)は、機能の集合体です。様々な機能が組み合わさって出来上がっています。直接、売上アップに貢献する機能から、全く貢献しない機能まで様々な機能が一つのクラウドサービスに入っています。
あっちのクラウドサービスにはこの機能があって、こっちのクラウドサービスにはないなんてことは良くある話。しかも、一見同じような機能だとしても、実は違っているなんて本当にありすぎる話です。実際に使って初めてわかることもたくさんあるわけです。
と言うことで、クラウドサービスの機能比較ってあまり意味がないわけですよ。
それよりは、目的を達成するには譲れないって機能を明確にしておいた方が良いのです。
しかも、なるべく具体的な機能になっていると、良いですね。
使いながら学べ
クラウドサービスは、有料・無料に関わらず、サービス提供元が日々進化させてくれます。セールスフォースは年に3回バージョンアップしていきます。お陰で、使い始めた頃は素人では実装が難しかった機能が、今では標準的な機能として使えるようになっていたりします。これ、重要です。
少々わけ分からなくても、使っているうちに分かってくることもたくさんあります。最初はうまく行かなくても、うまく行く方法を発見したり、開発したり、勝手にできるようになったりします。そう、継続して使い続けることって意外と重要なんです。
クラウドサービスは、使いながら使い方を学んで行けば良いんです。
クラウドサービスで出来ることを見つけて行けば良いんです。
選び方のポイント
月額費用は、毎月支払うお金なので重要ですね。毎月数千円~数万円を払って、どれだけ売上を上げたいかという観点で投資しましょう。ITは投資です。毎月100万円売上を上げたい投資と、毎月1000万売上を上げたい投資が同じってわけでもないでしょう。日々の業務効率を上げたいと言う場合も同様です。業務効率を上げて、どれだけ売上アップをしたいかって観点を忘れないように。
後は、好き嫌いで選べばOKです。
機能が気になるなら、Webサイトをチラッと見て、わかりやすいかどうかで決めちゃいます。クラウドサービスを提供している会社のWebサイトが分かりにくいって、クラウドサービスが分かりにくいってコトだと思います。
成功事例もたくさん紹介されていますが、参考にしなくて良いです。失敗事例を載せる企業はありませんし、使ったら使ったでどうすれば成功できるか考えて使うので、あなたも成功しかしません。
最後に
クラウドサービスやWebサイトなど、様々なITは、何よりあなたの会社の売上に貢献しないと意味はないということをまずは覚えておいて欲しいわけです。その為には、どんな機能が必要か?という観点より、あなたの会社の目的を達成するためには、何が必要なのか?という観点を忘れないで、取捨選択をして行きましょう。