WordPressのカテゴリがSEOに与える影響を僕達はまだ知らない
検索順位に一喜一憂する必要はない。しかし、観測を続け下がり続けているなら何か原因がある。
こんにちわ。ITビジネスパートナーのやまもと(@heronokenta)です。
以前ご紹介した「GRC」で「マーケティング SWOT」の順位がここ数日確実に下がり続けていた。
初めは気にしていなかったが、総じて検索順位の低下が見て取れたので、原因を考えある仮説を立ててみた。
今日は、わたしが立てた仮説についてシェアしていこう。
相棒は「カツヨ」のエゴサーチが大好きな自称美人アンカーウーマンのカツヨだ。
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検索順位下落の原因はカテゴリか?
やまもと〜〜、最近、「カツヨ」の検索順位が下がってきてるわ。何でよ?
カツヨ
カツヨさんは「グーグル検索の順位を毎日自動的にチェックする方法」で紹介したGRCで日々エゴサーチに余念がない。
カツヨさんも好きだね〜。ちょっと待って、確認するよ
やまもと
本当だね〜。
ついでに他のキーワードでも見ておこっと・・・・あ、「マーケティング 3C」の順位も下がってきてる・・・。
やまもと
「SWOT 3C」なんて吹き飛んでるね・・・
やまもと
ちょっと全体的に下がってる気がするわね。でも、もともとあんまりキーワードを登録してないし、参考程度・・・にもならないけど、気になるわね。
カツヨ
GRCだけじゃわかんないから、Gyro-nでも見てみよう
やまもと
Gyro-nとは、Googleの検索順位の継続して記録したり、流入キーワードの分析が出来る分析ツールだ。詳しくは、「人気ブログのSEOテクを盗め!コンテンツの丸見えにするGyro-n【ジャイロン】が凄すぎる件」を参照して欲しい。
こっちも下がってる矢印が多いわよ・・・。
それはそうと、GRCとGyro-nでちゃんとキーワードを揃えておきなさいね。セカンドオピニオンの意味ないじゃん
カツヨ
そうだね〜。GRCとGyro-nのキーワードはちゃんと合わせます・・・。
それにしても、マーケティングのキーワードで順位が落ちてる気がするね・・・・・・
・・・・あ!!!!!
やまもと
どうしたのいきなり大きな声を出して
カツヨ
原因が分かった気がする!!
やまもと
何、何、何よ?教えなさい!!!
カツヨ
先日、「ブログのカテゴリーは読者目線になっているか?記事の整理整頓はカテゴリーから」でカテゴリを変更したけど、その時「マーケティング」っていうカテゴリーをなくしたんだった・・・
やまもと
あ〜〜〜。本当だ。カテゴリにマーケティングがなくなってる!!!
カツヨ
キッと、コレだよ。下がり始めたのも、カテゴリの変更をした後くらいからだし・・・
やまもと
じゃぁー、早速カテゴリーに「マーケティング」を作ったら。
カツヨ
そうだね。カテゴリ作って記事の分類をしてみるよ。
ついでに他のカテゴリを見直して、サブカテゴリもキーワード入れて作ってみよっと
やまもと
カテゴリはSEOでも重要な要因になっている
SEO、SEO、SEOと目くじらを立てることはないが、ブログを運営する上でSEOを意識しないわけにはいかない。ブログは読まれなければ無い物と同じだからだ。
ブログに読者が訪れるのも「検索」からの流入が多い。つまり、ブログを書くにはSEOを意識して書く必要がある。
しかし、日々の記事タイトルや見出し、本文でSEOに気をつかっても片手落ちの可能性が高い。
それが、今回のカテゴリ変更で見て取れる。もちろん検証する必要はあるが・・・。
「ブログのカテゴリーは読者目線になっているか?記事の整理整頓はカテゴリーから」の記事でも紹介しているが、カテゴリは自分目線で作っているブロガーが多い。かく言う、わたしも自分目線で作っていた。
記事は読者が読みたいと思うカテゴリに分類することがとても重要なのだ。つまり、読者目線だ。
そうは言っても、狙っているキーワードで記事の検索順位が落ちても面白くない。このあたりをどう考えて運用していくかブロガーの腕の見せ所だ。
検索エンジンとの付き合い方
Googleの検索エンジンに見つけてもらうには、幾つか大切な事がある。その1つが「インデックス」だ。
Googleは日夜クローラーという自動巡回プログラムで、インターネット中のWebサイトやブログをチェックまくっている。
そのクローラーに見つけてもらわないと、Googleにインデックスされない。インデックスはGoogleで検索したときに表示される為のまさに「目次」だ。
クローラーはあなたのブログの中をみて次の様な記述に対して処理を行っている。
<meta name=”robots” content=”index,follow“>
meta robotタグと呼ばれるこの記述は、通常は見ることはないHTMLで書かれてモノだ。ブラウザで「ソースを見る」で表示しない限りお目にかかることはない。
そして、このmeta robotタグは重要な意味を持っている。meta robotタグのcontentの括弧内に書かれる内容でクローラーに処理内容を伝えている。
index | 検索に表示してね |
---|---|
noindex | 検索に表示しないでね |
follow | リンクを辿って行ってね |
nofollow | リンクを辿らないでね |
上の記述は「検索結果に表示してね。リンクも辿って行ってね」という事だ。
通常の記事はこの設定で問題無いのだが、記事の質が悪いときや検索結果に表示してもらいたくないときは、意図的に「noindex」にする事もある。
その為に、プラグインも幾つかある。
カテゴリーのmeta robotタグを設定しておこう
ググれば、WordPressのカテゴリに対するmeta robotタグの設定は「noindex」が良いとか「index」が良いとか色々なサイトに書かれている。どれを信じれば良いかは、簡単だ。自分でやってみた結果を信じれば良い。
わたしは「index,follow」を推奨する。
理由は単純。カテゴリもちゃんとしてコンテンツとして成立させることが、読まれるブログの条件だからだ。
カテゴリページは、記事タイトルと記事のディスクリプションで構成される。現在、わたしが利用しているテーマ「ハミングバード」ではカテゴリはこんな感じに表示されている。
充分コンテンツとして通用しそうな感じだ。と言うことで、meta robotタグを確認してみよう。
「ハミングバード」には、meta robotタグがなかった・・・。
しかし、ご安心頂きたい。実は、Googleはインデックスするし、リンクも辿るようになっている。明示的に<meta name=”robots” content=”index,follow”>と記述する必要なない。
気をつけたいのは、質の低い記事を見つけたときも、インデックスされると言うことだ。つまり、Googleの評価が下がる・・・。
常に質の高い記事を書き続けられれば問題無いが、昔書いた質の低い記事はGoogleのインデックスの対象から外してもらった方がSEO対策になる。
WordPressにはmetaタグをいじれるプラグインが幾つかある。有名どころは、以下のプラグインだ。
- All in One SEO Pack
- WordPress SEO by Yoast
どちらも非常に多機能且つ高機能だ。これらのプラグインについては別の記事で紹介をしよう。
やまもと~~。結局どうすればいいわけ?
カツヨ
じゃぁ~簡単に纏めておくね
- カテゴリはSEOを意識してキーワードを入れる
- 読者目線で分かりやすく作る
- 記事タイトルとディスクリプション(本文の頭。書き出し)がキチンとコンテンツになるように意識する
- アイキャッチを忘れるな
さらにWordPressに慣れている人なら
- meta robotタグも意識しよう
ってところだね。
やまもと
やまもとの視点
カテゴリもSEOを意識すればとても重要な要素の一つだ。しかし、カテゴリよりももっと大事なのが、記事そのもの。つまり、コンテンツだ。
どんなにSEOを意識してカテゴリを作っても、コンテンツがしょぼかったら見向きもされない。カテゴリのSEO対策をするよりも、先ずは全力でコンテンツに磨きをかけよう。
コンテンツ・イズ・キングはこれからも続いていく!!!
やまもと~~。やはくカテゴリの再構成やっときなさいよ。
カツヨ