今更ながら、神田昌典著「あなたの会社が90日で儲かる!」を読んでみた
神田昌典氏といえば、マーケット業界では言わずと知れたナンバーワンマーケッターです。
日本におけるマーケティングの基礎はおおよそ彼の主催した顧客獲得実践会から編み出されたモノです。
そして、顧客獲得実践会に参加された多くの方々が、自ら新しい手法を編み出しながら時代はどんどんと進んでいき、今では日本のマーケッターの多くは、顧客獲得実践会のメソッドをベースしています。
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兎に角、読んでみたらいいと思う
2006年、中小企業診断士を目指して受験勉強していた頃、マーケティングという言葉に初めて触れました。
その頃は、試験勉強程度であまり興味を持っていませんでした。
しかし、実際に起業すると仕事を獲得しないといけないので、様々なマーケティング手法を勉強しました。
その過程で、神田昌典氏の名前を知ったのです。が、書籍は一切読んだことがありませんでした。
今回読んでみて、この書籍は今でも十分通じると思います。
最近目にするマーケティング手法の多くは「感情」にフォーカスしたモノです。
感情を動かすことが、行動を制することになるのは、間違いないことです。
そして、目線は兎に角「お客様」の目線。
売り手の目線は一切不要というわかりやすい内容です。
自分の売りたい商品より、お客様が買いたい商品。
自分の話したい話より、お客様が聞きたい話。
自分が見せたい映画より、お客様が見たい映画。
自分が聞かせたい音楽より、お客様が聞きたい音楽。
読みながら今の自分の出来なさ加減を改めて知る良い機会となりました(^^)
で、ここからが大切なこと。
それは、すぐ実践することです
「知っていること」と「わかっていること」
子供の頃、親から注意されると「わかってる!」って反発したモノです。
親から「掃除しなさい」って言われると「わかってる。今からやろうと思ってたのに〜」なんて、言い返していました。
きっと今の子供たちも、どこの家庭でも起きている現象だと思います。
「勉強しなさい」もそうですね。
子供は、「○○しなさい」って言われると「わかってる」って答えるモノですよ、キッと。
さて、「知っていること」と「わかっていること」には大きな開きがあります。
「知っていること」とは、知識として知っているだけで、行動した結果を伴ってはいないということです。
一方、「わかっている」とは、行動してその結果どうなるかをわかっているということです。
実際に行動したか、どうか、そこには大きな違いがあるわけです。
「知っている」は、今までの自分の経験や他の知識で結果を想像してみるだけです。
だから、そこには成長がありません。
行動しないで口だけで批判している人がいますが、その人は一切成長していませんよね。
「わかっている」は、行動した結果をすでに得ています。
そして、どうすればもっとよく出来るか、もっとうまくいくかをわかっています。
経験に基づいたノウハウを得ているわけです。
そして、再び行動して、どんどんと成長していくことになります。
知っていることとわかっていることの間には、大きな大きな溝があるわけです。
さ〜、今から実践していきます!!!