士業ブロガー禁読!専門知識をキラーコンテンツにするアイデア
税理士、弁護士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士などいわゆる「士業」のWebサイトやブログはまるで金太郎飴を切ったように同じに見える。
こんにちわ。やまもと(@heronokenta)です。
実はわたしは、起業1年前から起業後3年目くらいまで中小企業診断士の資格取得を目指して、勉強しておりました。
資格取得を目論んだのは、資格を取得すれば仕事に困る事は無いに違いないと思ったからでございます。
しかし、そんな甘い目論見は叶いませんでした。が、お陰様で資格はなくても仕事はあります(笑)。
その後、仕事で税理士、行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士などの士業の方々のWebサイトやブログの構築や運用支援などをする機会がございました。
そこで数々とアイデアを繰り出しましたが、いっさい採用されなかったアイデアの中から、今でも面白そうなアイデアを公開いたします。
相棒は確定申告の準備がもう完了した自称美人アンカーウーマンのカツヨでございます。
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知識はあるのに魅せ方が下手な士業の人々
やまもと、今日は挑戦的な記事になりそうね
カツヨ
そうかなぁー。いつもの通り、どうすれば読者が喜ぶかって視点で、士業のコンテンツのアイデアについて書くだけだよ
やまもと
ふーん。士業といえば、お堅いイメージが先行しているけど、実際どうなのよ?
カツヨ
わたしの知っている士業の人達は、面白い人が多いのよ。
でもねー、Webサイトやブログになると急に堅苦しくなるんだよねー。
やまもと
へー、そうなの。そう言えば、最近「税理士」でgoogle検索が1位になった升メディアなんてかなり面白いわよ。
カツヨ
そうそう。升メディアは突き抜けた感があるよね。コンテンツも充実しているし、何と言っても分かりやすい。
やまもと
他の士業で升メディアみたいなところはないのかしら?
カツヨ
残念ながら無いんだよね。専門知識は相当すごいのに、コンテンツになるとからきしいけてないのが、士業の特徴だよね。
士業のような仕事は、知識じゃなくて人を見せるのが基本だけど、なかなか出たがらないんだよね。これは非常に勿体無いんだよね。
やまもと
そうね。士業の業務自体は読者からすると、どこに頼んでも同じ感じがするものね。
それなら、自分に合った人、面白い人、好きな人に頼みたくなるものよね。
カツヨ
その通り。だからこそ、ブログは重要なんだよね。
やまもと
とか言いながら、本当はやまもとが読んでみたいコンテンツを書いてもらおうとしてるんじゃない?
でも、もしかすると、誰かの役に立つかもしれないからね。とりあえず、言ってみなさい。
カツヨ
事例は守秘義務で公開できない。それなら、みんなが知ってる人を使う
事例は豊富にあるが、守秘義務で書けないという声をしばしば頂いた。
確かに、読んだクライアントは自分の事かもしれないと勘づくかもしれない。しかし、そんなものは事前に了承を得ておけば問題はない。
しかし、あまり赤裸々にも書けずに消化不良を起こすぐらいなら、いっその事「誰でも知っている人」を使って仕舞えばいい。
例えば、歴史上の人物、ドラマ、漫画などだ。
磯野家の相続問題や年金問題を取り上げた「磯野家のシリーズ」が売れたのは記憶に新しいだろう
誰でも知っているキャラクターを使ってその道のプロが解説をしている。こんなコンテンツがあれば、絶対に読んでみたい。
と言うことで、以下の様なコンテンツは如何だろうか?
1.妄想シリーズ(戦国武将編)
織田信長のパワハラ問題、豊臣秀吉の愛人問題、徳川家康の相続問題、真田幸村の事業承継、坂本龍馬の遺族年金など有名な武将に各分野の問題が発生したところから、物語が始まり解決していくというシリーズ物だ。。
これならNHKの大河ドラマや朝ドラとも連動してネタには困ることがなさそうだ。
2016年の大河ドラマ「真田丸」の主人公真田信繁(幸村)をベースにするなら、こんな感じだ。
真田家具は、幸隆、昌幸、信繁(幸村)で会社を経営してきた老舗の家具屋だ。
創業した幸隆は、地元の大手メーカータケダから独立する形で店を構え、一代で大きく成長させた。
2代目の昌幸は変わり者と呼ばれたが、抜群の経営センスで度々訪れた経営危機を乗り越え、真田家具は小さいながらも全国に名の知れる名店へと育った。
そして、3代目幸村。祖父、父親から譲り受けた家具店は、事業承継問題で兄信之と揉めに揉めている。
という感じで、事業承継の難しさや対策について、ノウハウや事例を織り交ぜていく。
因みに、「真田丸」に真田信繁(幸村)の父親真田昌幸役で草刈正雄が出ている。なんと、1986年に大河ドラマではないが同じNHKで放映された連続ドラマ「真田太平記」で真田幸村を演じていた。
相続問題や事業承継などは年輩の方が対象になる事が多いので、歴史上の登場人物を使ったコンテンツは読まれる可能性が高そうだ。
最近では歴女もかなりいるから、歴女御用達の事務所になるかもしれない(笑)
2.昔話シリーズ
世界中にはたくさんの寓話、童話がある。例えば、桃太郎とか浦島太郎とかかぐや姫、海外でいけばシンデレラ、赤ずきん、3匹の子ぶた、数えだしたらキリがない位物語がある。
その物語を題材にして、各専門分野に関する問題を発生させて、解決していく。
例えば、桃太郎は犬、猿、キジをきびだんご一つで酷使していたパワハラリーダーだったとか物語を膨らませて、その問題に切り込んでいく。
シンデレラは、王子様と結婚したシンデレラは、お金にルーズで家計簿をまともに付けられない。気がついたら、王国が傾く位散財しまくっていた。そこに専門家がやってきて、お金の使い方を教えるとか。
昔話はたくさんあるし、小さい子供がいる夫婦などをターゲットにしているなら、是非使って欲しい。
他にも事例をベースにしてコンテンツは考えられる。
士業の最大のコンテンツは 事例 × 人柄 だ!!!
そして、小難しい専門知識のみに終始するスタイルを脱却していくことだ。
読者が楽しんで、また読みたいと思えるコンテンツを作ることが、士業に限らず今後ブロガーには求められてくる。
そして、ブロガーにとって最大の武器もまた自らの経験だ。その経験を読者目線で伝えられるか否かが、ブログ飯が食えるか否かの分岐点になっている。
面白くコンテンツを作る為の簡単なクエストを用意しているので、是非試して頂きたい。
やまもとの視点
やっと書いて、気が済んだ。これまで数々の士業の方々に話してみたが、誰一人として実行して頂けなかった(笑)
今ならマイナンバーを絡めて面白くコンテンツが作れそうだし、消費税が10%に上がる事もネタに出来る。
士業の方々におかれましては、ご自身の経験やノウハウを惜しげもなくコンテンツとして公開していただけますと、行列の出来る事務所になること間違いございません。
他にも色々とコンテンツとして作れそうなことはあるのですが、今日はこの辺りでお開きにいたします。
やまもと~。リライト溜まってるわよ。ちゃっちゃと、直してね。
そうそう、「カツヨが斬る!!」のページを一番最初に直すのよ。いい?
カツヨ